日本

そして日本でも名刺が使われるようになったのは19世紀、江戸時代からです。和紙に墨で名前だけを手書きしたもので、日本でもまた訪問先が不在のときに、訪問したことを知らせるために使われていました。現代の形に近い印刷された名刺を使うようになったのは幕末開国(1860年代)の頃からです。自分の名前の上に紋所が入り、使い方も役人たちが外国人と接するために使うようになりました。明治時代(1868-1912)以降にはもっと盛んに使われるようになり、鹿鳴館時代(1851-1854)には日本の社交界でも必需品となりました。このように西洋の影響を受けて名刺を使い始めた日本人ですが、今日では世界中でもっとも沢山名刺を使う国といわれています。現代の日本ではもう名刺なしのビジネスは考えられません。91mm×55mmの小さな紙片から一生にわたる付き合いや億単位のビジネスが生まれることもありますから。一昔前までは厚手のケント紙に縦書きで文字だけの名刺がほとんどでしたが、現在はビジネス名刺でもカラフルなものや写真入りのものなどアピール度の高い名刺が多くなってきました。また、ビジネスだけでなくプライベートの名刺として学生や主婦、そしてビジネスマンも会社とは別に個人の名刺を持つようになってきました。

名刺の歴史イメージ
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